2017年8月18日金曜日

流しそうめん台手作り

8月末予定の第3回目日本語教室交流会での流しそうめんに向けて、流しそうめん台を作りしました。受講生の一人の自宅の庭にある作業場をお借りして作りました。
詳しい手順については、写真のとおりです。
あとは、当日に流し台の左端と右端に新鮮な竹を飾るだけです。
ご協力いただいた受講生とそのご家族に感謝いたします。








水球

普段私が週に一回は行っているプールで、中高生の水泳チームがトレーニングしていました。
レーンが8つのうち4つを使ってトレーニングしていました。
夏休みに入り、ほぼ毎日練習しているそうです。
さすがは、ハンガリー、水泳が強いです。先日ブタペストで行われた世界水泳2017では、金メダル2つ、銀メダル5つ、銅メダル2つを獲得しました。若いころからトレーニングを重ねているので、強いはずです。

写真は泳ぎこみのワンシーンです。

夏休み前での日本語教室を振り返って

夏休みが始まる前までの日本語教室を振り返って、また受講生たちに書いてもらった日本語教室評価アンケートをまとめて、感じたことをまとめてみました。

◎学習者の目的、目標
・日本語を流暢に話せるようになりたい、ハンガリーに観光に来る日本人と話したい日本に旅行して日本人と話したい、2020年東京オリンピックを見に日本へ行きたい、日本のドラマ・映画・アニメ・音楽を聞き取り理解できるようになりたいという動機で日本語を勉強している方々が多かった。
・日本のアニメ、音楽、映画、歴史、食べ物が好き、日本語それ自体が好きなど、学習者の日本の好きなものが多種多様である。

◎学習者の習得速度
・平仮名と片仮名の書きの練習については、上手に書けているかそうではないかが、年齢にあまり関係なく個人差がはっきり表れた。
・文法と文型、音声の習得について、もちろん個人差はあるが、全体的にみて、10代の受講生がより早くできているが、年齢が上がるにつれ時間がかかっているように思える。

◎中級クラスについて
・中級レベルの受講生は、過去に日本語を他の場所で勉強しており、今年からショプロン日本語教室に初めて4名の方が通っている。
・アンケートには、私の教え方の良い点と共に、多くの要望を書いてもらった。その要望や各学習者の学習目的・目標に沿うためには、今後中級者向けの教材が必要となってくる。しかし、中級レベルの受講生を全く予期していなかったため、手元にはその教材がなく、具体的にどんな教材があるのかよく知らないため、しっかり教材を夏休み中選定したい。

◎その他
・受講生たちが毎回真面目に勉強していたり、予習してきている姿を見て、逆に励まされた。
・今年からショプロン日本語教室に、独学で日本語を学んだ2年勉強した学習者が2名いる。
 彼らのレベルは、ショプロン日本語教室4年又は5年継続者のレベルに匹敵していた。
・普段日本語母語者が考えないようなこと又はすぐには答えられないようなことについて教えたり、また質問されることがよくある(文法・文型・音声・語彙の意味のすべての範囲において)。
わたしも外国語としての日本語教育についてある程度学んでいたが、すぐには答えられないことが多々あり、改めて日本語を教えることの難しさを感じた。
私に続く語学指導員には、以上の点を考慮し、外国語としての日本語教育に関してある程度知識・経験を有する方が望ましいと感じる。




第2回日本語教室交流会

◎日時:7月8日 09:00 ~ 12:00

◎内容:ショプロン山ハイキング
 1、ショプロン山の麓に集合、参加者各自による日本語とハンガリー語の自己紹介     
 2、ショプロン山へ出発
 3、頂上近くの喫茶店にて休憩タイム
 4、ショプロン山頂上に到着
   その場所で、私による鹿角市の見どころについてのプレゼンテーション
    (大きな写真や動画を使用)
 5、山頂にあるKaroly Lookout Tower(1925年完成)の最上階でショプロン市や
   オーストリアを一望する     










   























 6、山頂付近にある自然博物館(建物自体は小さいが、地下1階、1階、2階の3階からなり、
   ショプロンの動物・虫・植物等について詳しく知ることができる。)
 















 7、山頂から集合場所まで下る 














 8、集合場所にて解散



◎参加人数:7名

◎その他
 ・参加人数はかなり少なかったが、その分より多くの受講生と多くコミュニケーションができ、
  互いをよりよく知る機会となった。


   

2017年7月16日日曜日

市役所前広場清掃

先日、市役所前広場を業者の二人が高水圧洗浄機で掃除していました。
日差しがとても強く暑い中、ご苦労様です。
今の時期、ショプロンには観光客の方々も多く訪れています。
ショプロンはヨーロッパの美しい町TOP30に入っていて、町の景観の美化にも力を入れているようです。
やはり、きれいだと気持ちがいいですね。

2017年7月10日月曜日

外国語としての日本語は難しい?

先日、Győr市(ショプロンからバスで東へ約2時間)で日本語を教えている、一人の30代の男性と面会しました。この方は過去に東京に2年留学し、日本の法律について学んだそうで、それなりに漢字も読むことができ、日本語能力も高く、会話はほとんど日本語でしました。
日本語を外国人に教えることについて話が盛り上がりました。わたしも個人的に感じていたのですが、日本語を教えるのは英語を教えることより難しい、ということで話が合いました。やはり文字表記、音声、文法の全てにおいて日本語のほうがかなり複雑です。
夏休み後の日本語教室でもきちんと教えられるように、準備をしっかりしていきたいです。
(写真がなくて申し訳ありません。)

2017年7月2日日曜日

第1回目日本語教室交流会

〇日時:6月24日(土)14:00~17:00

〇場所:公共施設(Kisz Ház)

〇主な内容
 1、会場のいす・テーブルのセッティング

 2、各参加者による日本語とハンガリー語での自己紹介
   (ほとんどの参加者が互いに初めて会うため)

 3、わたしによる、日本の季節ごとの主な食べ物についてのプレゼンテーション
   (大きな挿絵やタブレットで写真や動画も見せる)



















4、箸の使い方の練習(動画を見せる、使い方の説明のプリントも渡す)


















5、折り紙(鶴や風船等)


















6、会場の後片付け・清掃



〇参加人数:25名
 ・子供たちから大人まで幅広い年代の方々が参加してくれた。
 ・ショプロン市内外での他のイベントと重なったためか、予想していたより少ない人数だった。
 ・途中で、仕事などの都合で6名が早退する。
 ・第2回と第3回の交流会により多くの方々が参加することを期待したい。

〇その他
 ・ 今年度の日本語教室の受講生の8割近くが、初めて日本語を学ぶということを考慮し、
  メジャーな日本文化である箸や折り紙をテーマとした。 
  また第3回交流会で予定している流しそうめんに向けて箸の使い方の練習をした。
・折り紙や箸が初めての参加者も多くいたが、すぐにコツをつかんでできてた人と
 そうでなかった人の差がはっきる表れていた。

   

                                   以上